マルマエが急騰、10月度の受注残高を材料視

株式

2020/11/24 14:04

 マルマエ<6264.T>が急騰。20日引け後に発表した、21年8月期10月度の受注残高が材料視された様子。株価は前週末比93円高の1080円まで値を上げている。

 10月度の受注残高は、「FPD(フラットパネルディスプレー)分野」は1億7600万円(前年同月比45.4%減)にとどまったが、主力の「半導体分野」は、検収が好調のなか受注も急回復したことで6億3900万円(同45.8%増)に増大。全体として8億6400万円(同13.0%増)に伸長した。

 今後の見通しとして、半導体分野は前月までの一時的な停滞が急回復傾向にあり、来年3月にかけても全般的に強い動きが続きそうだとし、FPD分野は市場環境は来年半ばまで停滞が続きそうだが、新規の引き合いが増えるなど改善傾向が出ており、シェア拡大の効果も出始めるなど、受注環境には底打ち感があるとしている。

 午後2時1分現在の株価は82円高の1069円。

提供:モーニングスター社

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