日経平均は416円高と大幅続伸、初のNYダウ3万ドル突破で買い先行=25日前場

 25日前場の日経平均株価は前日比416円39銭高の2万6581円98銭と大幅続伸。朝方は、バイデン次期米政権への移行プロセス開始などに支援され、24日のNYダウが初の3万ドルを突破した流れを受け、買い優勢で始まった。時間外取引の米株価指数先物高も後押しし、一時2万6706円42銭(前日比540円83銭高)まで上伸する場面があった。一巡後は利益確定売りに抑えられ、前引けにかけて上値の重い動きとなった。

 東証1部の出来高は7億6602万株、売買代金は1兆5333億円。騰落銘柄数は値上がり1296銘柄、値下がり786銘柄、変わらず95銘柄。

 市場からは「米株高を受け、先物買いに裁定売りの買い戻しが入り、需給の側面が強い。短期的な行き過ぎ感から売り物に抑えられる場面もあろうが、NTTドコモ<9437.T>(監理)のTOB(株式公開買付け)で得る資金の再投資や、配当再投資の買いなどが控え、12月SQ(特別清算指数)算出日までは底堅いとみている」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株や、国際帝石<1605.T>などの鉱業株が上昇。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株や、住友鉱<5713.T>、古河電工<5801.T>などの非鉄金属株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も堅調。オリックス<8591.T>、クレセゾン<8253.T>などのその他金融株や、野村<8604.T>、SBI<8473.T>などの証券商品先物株も買われた。

 半面、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株が軟調。王子HD<3861.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙株も売られ、JR東海<9022.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株や、ニチレイ<2871.T>、山崎パン<2212.T>などの食料品株も安い。

 個別では、日金属<5491.T>がストップ高カイ気配となり、ダイヤHD<6699.T>がストップ高。モリテック<5986.T>、古河電池<6937.T>、チタン工業<4098.T>などの上げも目立った。半面、アカツキ<3932.T>がストップ安となり、キャリアイン<6538.T>、キャリアL<6070.T>、西松屋チェーン<7545.T>、ファイバーG<9450.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

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