日経平均は131円高と続伸、連日でバブル後高値を更新、買い一巡後は上げ幅を大きく縮小=25日後場

 25日後場の日経平均株価は前日比131円27銭高の2万6296円86銭と続伸。連日でバブル崩壊後の高値を更新した。朝方は、バイデン次期米政権への移行プロセス開始などに支援され、24日のNYダウが初の3万ドルを突破した流れを受け、買い優勢で始まった。時間外取引の米株価指数先物高も後押しし、一時2万6706円42銭(前日比540円83銭高)まで上伸する場面があった。一巡後は利益確定売りに傾き、上げ幅を大きく縮小した。後場入り後には、「東京都、飲食店に午後10時までの時短要請を決定」とのニュースが流れ、一時2万6258円35銭(前日比92円76銭高)まで押し戻された。その後の戻りは限定され、引けにかけて上値が重くなった。

 東証1部の出来高は15億4946万株、売買代金は3兆1507億円。騰落銘柄数は値上がり771銘柄、値下がり1318銘柄、変わらず89銘柄。

 市場からは「都の時短要請は分かっていた話であり、売り方の言い訳になったにすぎない。水準的には利益確定売りが出ても不思議ではない。ただ、需給は良好であり、それを打ち崩すだけの悪材料は今のところ見当たらない」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株が上昇。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株や、国際帝石<1605.T>などの鉱業株も高い。住友鉱<5713.T>、古河電工<5801.T>などの非鉄金属株も堅調。HOYA<7741.T>、ニコン<7731.T>などの精密株や、野村<8604.T>、SBI<8473.T>などの証券商品先物株も買われた。

 半面、王子HD<3861.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙株が軟調。中部電<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も売られた。ニチレイ<2871.T>、山パン<2212.T>などの食料品株や、JR東海<9022.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株も安い。

 個別では、日金属<5491.T>、モリテック<5986.T>、ダイヤHD<6699.T>がストップ高となり、北興化<4992.T>、古河電池<6937.T>などの上げも目立った。半面、アカツキ<3932.T>がストップ安となり、西松屋チェーン<7545.T>、ダントーHD<5337.T>、キャリアL<6070.T>、ファイバーG<9450.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、19業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

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