丸紅、仁科マテリアルが開発した新規製法によって製造するナノ炭素材料グラフェンで業務提携

株式

2020/11/25 16:06

 丸紅<8002.T>は24日、同社の100%子会社である丸紅テツゲンと、研究開発型ベンチャー企業である仁科マテリアル(岡山県岡山市)との間で、仁科マテリアルが開発した新規製法によって製造するナノ炭素材料グラフェンの新規用途開発および需要開拓を目的とした戦略的な業務提携契約を締結したと発表した。

 グラフェンは、グラファイト(黒鉛)の一層分(厚さ1ナノメートル)をはく離したもので、多数の炭素原子が平面上に蜂の巣状で結合した分子構造を持つ。強度・電気伝導率・熱伝導率が高く、低摩擦性をもつナノ炭素材料で、これらの特徴を生かして電極、触媒、放熱材、潤滑剤など幅広い分野における応用が期待されているという。

 25日の終値は、前日比3.7円高の638.8円。

提供:モーニングスター社

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