信用関連データ=売り残が3週ぶり減少、買い残は減少に転じ、信用倍率は2.85倍に上昇

国内市況

株式

2020/11/25 17:08

 20日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比41億円減の8524億円、買い残は同57億円減の2兆4288億円だった。売り残が3週ぶりに減少し、買い残は減少に転じた。信用倍率は前週の2.84倍から2.85倍に上昇した。

 この週(16-20日)の日経平均株価は20日終値が13日終値比141円高の2万5527円だった。5営業日で2勝3敗となった。週初16日は大幅反発(521円高)。前週末の米国株高や、取引開始前発表の7-9月期実質GDP(国内総生産)が市場予想平均を上回る急回復を示し、支援要因となった。翌17日は続伸(107円高)。米バイオ製薬企業モデルナが開発を進め高い有効性を確認した新型コロナワクチンへの期待から16日のNYダウが最高値を更新した流れを受け、買いが先行した。18日は反落(286円安)。短期的過熱感から利益確定売りが出やすかった。後場は、「東京都で新たに493人が新型コロナに感染、過去最多に」とのニュースをきっかけに一段安となった。19、20日も売り先行に軟調展開となった。

 25日の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率(小数点第2位以下を四捨五入)は39.6%(24日は36.0%)と急上昇したが、3営業日連続で40%割れとなった。この日の日経平均株価は続伸し、2万6296円(前日比131円高)引け。連日でバブル崩壊後の高値を更新した。朝方は、バイデン次期米政権への移行プロセス開始などに支援され、24日のNYダウが初の3万ドルを突破した流れを受け、買い優勢で始まった。時間外取引の米株価指数先物高も後押しし、上げ幅は一時540円に達した。一巡後は利益確定売りに傾き、上げ幅を大きく縮小した。後場入り後には、「東京都、飲食店に午後10時までの時短要請を決定」とのニュースが流れ、一時92円高まで押し戻される場面もあった。外部要因に変調がなければ、根強い買いが続きそうで、カラ売り比率は40%割れ水準で推移する可能性がある。

提供:モーニングスター社

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