日経平均は20円程度安、売り先行後は押し目を拾う動きが出たもようで底堅い=26日寄り付き

 26日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比20円程度安い2万6276円前後で推移する。寄り付きには、同41円39銭安の2万6255円47銭を付けている。きのう25日、朝高後に上値の重い展開となっていたこともあり、売りが先行した。その後は、押し目を拾う動きが出たもようで、底堅い動きとなっている。現地25日の米国株式は、NYダウが3日ぶりに反落したが、ナスダック総合指数は3日続伸し、9月2日に付けた史上最高値を更新している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比75円安の2万6305円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が下落。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も安い。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も軟調。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、JR西日本<9021.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も下げている。

 個別では、タカショー<7590.T>、モリテック<5986.T>、大製鉄<5449.T>、KHネオケム<4189.T>、メディシス<4350.T>などが下落。半面、アイロムG<2372.T>、片倉<3001.T>、A&D<7745.T>、FUJI<6134.T>、ワコム<6727.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=104円台の前半(25日終値は1ドル=104円47-49銭)、1ユーロ=124円台の前半(同124円38-42銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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