伊藤忠、子会社の日本サニパックと海洋ごみ由来の原料を配合したゴミ袋を開発

株式

2020/11/27 16:01

 伊藤忠商事<8001.T>は26日、子会社で日本最大手のゴミ袋メーカーである日本サニパックと、世界初(同社調べ)となる海洋ごみ由来の原料を配合したゴミ袋を開発したと発表した。

 同社は海洋ごみ問題を重要な社会問題と捉え海洋ごみをマテリアルリサイクルし、再び製品化する事業に取り組んできたが、今回、対馬市とも連携しながら、そのリサイクルに成したという。また、日本サニパックは、日本最大手のゴミ袋メーカーとしての知見と技術を活かし、そのリサイクル海洋プラスチックを一部配合したゴミ袋を世界で初めて(同社調べ)開発したという。同社と日本サニパックは、今回開発したゴミ袋を対馬市やその他の地域で海岸のゴミ清掃活動を必要とするエリアに一部無償で提供する計画で、海洋ごみ問題という社会課題を解決するための循環経済型のビジネスモデルを構築するとしている。

 27日の終値は、前日比31.5円安の2829円。

提供:モーニングスター社

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