<相場の読み筋>11月30日
2020/11/30 7:40
前週末27日の米国株式は、NYダウが25日終値比37.90ドル高の2万9910.37ドルと反発、ナスダック総合指数は同111.444ポイント高の1万2205.846ポイントと4日続伸して取引を終了。ナスダック総合指数は、連日で史上最高値を更新した。出来高概算は、NY市場が5億3014万株、ナスダック市場が36億8453万株だった。トランプ米大統領は26日、大統領選挙を受けた大統領選挙人による投票で、バイデン氏の勝利が正式に決定した場合、ホワイトハウスを去る意向を示した。政権交代が遅れることによる政治空白への懸念が後退し、株価の上昇につながった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アルファベット(グーグルの持株会社)<GOOG>やアムジェン<AMGN>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>などが買われ、同指数の上昇を支えた。同日は感謝祭翌日の短縮取引のため、積極的な売買は限られた。
30日の東京株式は続伸後、もみ合いとなりそう。前週末27日の堅調な地合いに加え、現地27日の米国株式が上昇したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、買い一巡後は、前週末まで4日連騰となっていることや、国内での新型コロナウイルスの感染者数の拡大傾向が継続していることが警戒され、伸び悩む場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=104円前後(前週末27日終値は104円07-08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の半ば(同124円13-17銭)と小動き。27日のADR(米国預託証券)は円換算値で、エーザイ<4523.T>、東芝<6502.T>、アドバンテス<6857.T>などが、前週末27日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所終値比145円高の2万6775円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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