30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、戻り鈍い展開か

為替

2020/11/30 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円60銭-104円80銭

 30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=104円前後で戻りの鈍い展開とみる。前週末の米国市場は感謝祭の翌日で短縮取引となるなか、株式市場は堅調だったが、米長期金利が低下したため、為替市場ではドル売りが優勢となり、一時104円を割り込んだ。米株高を受けて週明けの日経平均株価が上昇すればドル・円の支えになるが、新型コロナ感染拡大を背景に米国の低金利政策が長期化するとの見方もあり、ドル・円は上値も限られた展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月鉱工業生産指数速報値、10月商業動態統計、10月住宅着工件数

アジア:中国11月製造業PMI(購買担当者景気指数)、中国11月非製造業PMI

欧州:独11月CPI(消費者物価指数)

北米:米11月シカゴPMI、米10月仮契約住宅販売指数

その他:フィリピン、インドが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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