12月1日の債券市場見通し=堅調な展開か

債券

2020/12/1 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(20年12月限)152.05円-152.20円、長期国債利回り0.020%-0.025%

 12月1日の債券市場は底堅い展開か。

 前日の米債券市場は続伸。米経済の回復鈍化を示唆する経済統計の発表を受け、安全資産とされる米国債には買いが入った。一方、新型コロナワクチン開発期待が上値を抑えた。

 国内先物・夜間取引は、日中終値を小幅に下回る水準で推移した。この流れを受けて、今日の円債は、小口の売りが先行しそうだ。

 財務省が実施する10国債入札は、「大崩れしないだろう。今夏以降の10年セクターは、0.05%に近づくと押し目待ちの需要が集まる一方、0.00%が視野に入ると買いが鈍る構図で、ごく小幅のレンジでの推移が続いている。きょうの入札も大崩れすることなく、入札をこなして下値を固める展開を予想している」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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