2日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、方向感の乏しい展開か

為替

2020/12/2 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円80銭-104円80銭

 2日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=104円台でもみ合いとみる。NYダウの上昇や米長期金利の上昇とリスクオンの円売りが強まりやすい状況ではあるものの、最近のリスクオンの局面ではドルも売られやすいことから、ドル・円は方向感が出にくいだろう。今晩の米国で11月ADP雇用統計の発表を控えて様子見ムードも広がりやすく、朝方の売り買いが一巡したあとは株式市場や債券市場をにらみながらの展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月マネタリーベース、11月消費動向調査

欧州:独10月小売売上高指数、スイス11月CPI(消費者物価指数)、ユーロ圏10月PPI(生産者物価指数)、ユーロ圏10月失業率、ポーランド中銀が政策金利を発表

北米:米11月ADP雇用統計、ベージュブック(米地区連銀経済報告)

その他:豪7-9月期GDP(国内総生産)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ