内田洋が急落、第1四半期は大幅な減収減益

株式

2020/12/3 14:08

 内田洋行<8057.T>が急落。2日引け後の決算発表で、21年7月期第1四半期(20年7月21日-10月20日)の連結業績が大幅な減収・減益となったことが嫌気された様子。株価は前日比765円安の4475円まで値を下げている。

 21年7月期第1四半期は、売上高407億4500万円(前年同期比17.4%減)、営業利益2億300万円(同95.0%減)。前年同期にあったWindows10の更新需要、および教育ICTの大型案件による売上・利益の大きな伸長の反動、また、民間におけるオフィス市場や中堅中小企業のIT化の商談が、前四半期にコロナ禍で停滞していた影響などにより、主力の「公共関連事業分野」を筆頭に「オフィス関連」、「情報関連」の主要3セグメントが全て停滞。全体として大幅な減収・減益に甘んじた。21年7月期(20年7月21日~21年7月20日)の連結業績については、売上高2400億円(前期比19.8%増)、営業利益60億円(同17.2%減)とした従来予想を据え置いている。

 午後2時3分現在の株価は725円安の4515円。

提供:モーニングスター社

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