ユーグレナ、加水分解ユーグレナエキスが肌の免疫細胞の活性化やヒアルロン酸の合成を促進する研究成果

株式

2020/12/4 7:32

 ユーグレナ<2931.T>は2日、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)から抽出した化粧品原料である加水分解ユーグレナエキスが、肌の免疫細胞を活性化するとともに、それを介して、皮膚の保湿成分の1つであるヒアルロン酸の合成を促進することを示唆する研究成果を確認したと発表した。

 同社では今回、免疫細胞と皮膚線維芽細胞を用いて、ユーグレナエキスが肌の免疫力を高めるとともに、それを介して、肌の状態を良好に維持する可能性について検討。ヒト由来の免疫細胞であるTHP-1マクロファージにユーグレナエキスを添加したところ、ユーグレナエキスは、免疫細胞の活性化を示す炎症性サイトカインの遺伝子発現を有意に高めたという。また、免疫細胞THP-1マクロファージに、ユーグレナエキスを添加して培養したあと、その培養上清を皮膚線維芽細胞に添加。ユーグレナエキスを添加して培養した上清は、皮膚のハリや弾力の維持に必要な保湿成分の1つであるヒアルロン酸の合成酵素にかかる遺伝子発現を有意に高めたとしている。

 3日の終値は、前日比7円高の813円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ