ウェブロックは、モーニングスターが想定株価レンジの下限を引き上げ

株式

2020/12/4 12:40

 素材加工メーカーで、住居の壁紙や自動車部品の金属調加飾フィルムなどを手掛けるウェーブロックホールディングス<7940.T>は小幅安。モーニングスターは4日付レポートで、コロナの影響が限定的だったとして業績予想を見直し、想定株価レンジを1100-1300円(従来は1000-1300円)と下限を引き上げ、投資判断「オーバーウエート」(強気)を継続した。

 レポートでは、サンゲツ<8130.T>との取り組みとして進めている販売数量を確保して製造効率を向上させることで利益拡大を狙う戦略が一定の成果をみせていると評価。また、同社が今後の成長ドライバーとして位置付けるアドバンストテクノロジー事業は、自動運転車などの普及で需要拡大が期待される電波透過性の高い金属調加飾フィルムなどを取り扱っており、中国などを中心に自動車産業はコロナ禍から回復していることから、今後の収益改善が見込めるとした。

 午後零時33分時点の株価は前日比13円安の746円。

提供:モーニングスター社

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