18日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、ドル売り主導で下押しか

為替

2020/12/18 8:34

ドル・円予想レンジ:1ドル=102円50銭-103円50銭

 18日の東京外国為替市場で、ドル・円には下押し圧力のかかる展開になるものとみられる。

 17日米国時間では、米追加経済対策を巡る与野党協議が合意に近づいているとの期待感が高まり、リスクオンムードから米国株主要3指数がそろって史上最高値を更新。リスクオフの際に買われていたドルは売りに傾き、ドル・円は一時3月以来の103円割れとなった。

 18日東京時間では、きょう米暫定予算が期限を迎えることから追加経済対策がまとまるとの見方を背景にドル売り・円買い優勢となりそうだ。一方、日銀金融政策決定会合では、新型コロナ感染拡大に対応する企業への資金繰り支援策の延長が決まるとの見方が出ているが、追加緩和は見送られそうで、円売りには振れにくいだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合および黒田東彦日銀総裁会見

米国:7-9月期経常収支

その他:独12月IFO企業景況感指数、ロシア金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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