18日の東京外国為替市場=ドル・円ジリ高、円買い持ち高解消進む

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2020/12/18 15:06

 18日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=103円台前半のレンジでジリ高歩調を強めた。

 朝方、103円10銭近辺だったドル・円は、事業会社の決済が集中しやすい実質の5・10日(ごとおび)に当たったこともあり、この水準では国内輸入企業からのドル買い・円売りが活発化した。

 午後に入り、日銀金融政策決定会合で金融緩和政策の現状維持、コロナ禍の企業に対する資金繰り支援策の延長などが決まったものの、市場の想定通りで、ドル・円の反応は限定的。その後は、前日から海外市場で円買い持ち高が積み上がっているとの観測を背景に、円持ち高解消売りが進み、ドル・円は103円台半ばを目指す格好でジリ高を強めた。

 15時現在、103円44銭となっている。

提供:モーニングスター社

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