30日の債券市場見通し=大納会はもみ合いの展開か

債券

2020/12/30 8:32

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)151.95円-152.05円、長期国債利回り0.015%-0.020%

 30日大納会の債券市場はもみ合いの展開か。

 前日の米国債は小幅安。米政府の個人向け現金給付増額の可能性が意識されたことが重石となった。NYダウの終値は前日比68ドル安だった。

 国内市場では買い先行でスタートしそうだが、大納会で市場参加者が限られ、上値追いは限られそうだ。

 明日から年末年始休暇に入る。市場では、「今年は日本市場の休場中に海外市場が動く日が12月31日のみで、経済指標の発表も同日の中国12月製造業PMI(購買担当者景気指数)以外に目立ったものはない。かつて年末年始休暇中の恒例だった日銀総裁メディアインタビューもこの3年間は行われていない。例年に比べ休暇中の金融市場急変への警戒も小さそうだ」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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