アイシン精、超小型EV用駆動ユニットを開発しトヨタの「C+pod」に搭載される

株式

2021/1/13 16:33

 アイシン精機(アイシン精)<7259.T>は13日、新たに超小型EV用駆動ユニットを開発し、20年12月に発売されたトヨタ自動車<7203.T>の「C+pod」に搭載されたと発表した。

 今回開発した製品は、16年発売のトヨタ自動車「プリウス」のE-Fourとして後輪駆動用に搭載された電気式4WDユニットの構造を活用し、超小型EVの主駆動用として新たに開発した。電気式4WDユニットでは、4WD走行比率を考慮して、磁力による引きずり損失がない誘導モーター(永久磁石レス)を採用したのに対し、同商品では永久磁石同期モーターを採用することで、主駆動用としての高い出力を確保したという。また、ギヤトレインを2軸から3軸にレイアウト変更することで軸方向(横幅)を小型化し、車幅の狭い本車両への搭載を可能にしているという。

 13日の終値は、前日比5円安の3225円。

提供:モーニングスター社

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