サカタのタネが続急伸、通期の業績予想を上方修正

株式

2021/1/14 13:36

 サカタのタネ<1377.T>が続急伸。13日引け後の決算発表で、21年5月期の連結業績予想を上方修正したことが材料視された様子。株価は前日比130円高の3850円まで値を上げている。

 21年5月期上期(20年6-11月)は、売上高315億2400万円(前年同期比10.0%増)、営業利益56億4000万円(同46.9%増)。新型コロナウイルス感染症の影響は受けたが、花種子、野菜種子とも家庭園芸において需要が増加する中、売上高は従来予想を25億2400万円超過。営業利益は、増収効果に加え、野菜種子の好調による粗利益率の上昇、営業活動の制約などによる販管費の抑制により、予想を22億4000万円上回った。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の617億円から648億円(前期比5.1%増)に、営業利益を60億円から72億円(同3.8%減)にそれぞれ引き上げている。

 午後1時30分現在の株価は45円高の3765円。

提供:モーニングスター社

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