14日の東京外国為替市場=米長期金利上昇を受け、ドル・円一時急伸

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2021/1/14 15:03

 14日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル買い・円売り優勢の展開となった。

 午前中半ばまでドル・円は1ドル=103円80銭近辺で底堅く推移。その後、バイデン次期米大統領がきょう発表する追加経済対策が2兆ドル規模になると米経済メディアCNNが報じると、国債増発観測から米長期金利が上昇。日米金利差拡大への早期からドル買い・円売りが強まり、ドル・円は一時104円20銭近辺まで急伸した。

 ただ、午後に入り、日経平均株価が伸び悩むとともにドル・円はやや軟化。米国時間にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言機会が予定されていることもあり、ドル・円は次第に様子見ムードとなった。

 15時現在、103円98銭となっている。

提供:モーニングスター社

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