米国株式市場:利益確定売りで取引の終了間際に下げ転換、NYダウ続落、ナスダックは3日ぶり反落

株式

2021/1/15 7:46

 14日の米国株式は、NYダウが前日比68.95ドル安の3万991.52ドルと続落、ナスダック総合指数が同16.313ポイント安の1万3112.638ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億4216万株、ナスダック市場が66億3253万株だった。

 バイデン次期米大統領が、同日に発表を予定する追加の経済対策への期待感が継続し、買いが先行。NYダウは一時、160ドルを超える上昇をみせ、7日に付けた取引時間中の史上最高値(3万1193.40ドル)を更新し、ナスダック総合指数も8日の史上最高値(1万3208.090ポイント)を塗り替える場面もあった。ただ、利益確定売りに押され、取引の終了間際に下げに転じた。同指数の採用銘柄では、ビザ<V>やホーム・デポ<HD>、コカ・コーラ<KO>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比40円高の2万8850円だった。

提供:モーニングスター社

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