18日の債券市場見通し=下げ渋りの展開か

債券

2021/1/18 8:25

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)151.70円-151.85円、長期国債利回り0.030%-0.040%

 18日の債券市場は、下げ渋りの展開か。

 前週末の米国債は上昇した。「米12月小売売上高が予想に反して減少したことが主な材料だった。バイデン次期米大統領が前日夜に発表した1.9兆ドル規模の追加経済対策案は、事前観測報道に沿った内容であり、追加的な売り材料にはならなかった」(銀行系証券)という。

 国内先物・夜間取引は小幅高で終了した。今晩の米国市場は、キング牧師生誕記念日で休場となるため、「日本時間午前11時発表の中国の主要経済指標にサプライズがない限り、大きく動くことはないだろう」(同)という。

 国内では通常国会が召集され、菅首相が施政方針演説を行う。また、今日は国債入札や日銀・長国買入オペは予定されていない。売り一巡後は下げ渋りの展開となりそうだ。

提供:モーニングスター社

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