日経平均は294円程度安、売り先行後も軟調な展開が続く=18日寄り付き

 18日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比294円程度安い2万8225円前後で推移する。午前9時4分には、同407円64銭安の2万8111円54銭を付けている。前週末15日に6日ぶりに反落した動きや、現地15日の米国株式市場で、NYダウが3日続落し、ナスダック総合指数が続落したこともあり、売りが先行。その後も、手じまい売りが優勢のもようで、軟調な展開を強いられているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末15日の大阪取引所終値比140円安の2万8320円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も安い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も軟調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も下げている。

 個別では、プレサンス<3254.T>、スタティアH<3393.T>、マルカ<7594.T>、ダイヤHD<6699.T>、PCIHD<3918.T>などが下落。半面、神栄<3004.T>、LinkU<4446.T>、ユアテック<1934.T>、ヴィアHD<7918.T>、日進工具<6157.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=103円台の後半(前週末15日終値は1ドル=103円69-71銭)、1ユーロ=125円台の前半(同125円82-86銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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