東芝、電子レシートサービス「スマートレシート」とデジタルヘルス事業を組み合わせる実証実験を開始へ

株式

2021/1/19 7:36

 東芝<6502.T>は前週末15日、100%子会社の東芝データと、同社の浜松町本社および川崎本社の社員食堂において、昨年12月1日から、同社グループの電子レシートサービス「スマートレシート」を導入したが、同社が推進する「精密医療」領域におけるAI(人工知能)技術を活用したデジタルヘルス事業に組み合わせる実証実験を来期より実施すると発表した。

 今後、東芝データでは、スマートレシートを同社グループの他の事業所の社員食堂にも展開するとともに、社員食堂で収集した食生活関連データと、スマートレシートを導入しているスーパー、飲食店、大手チェーン店などの購買データとの連携を図る。さらに、ウエアラブルデバイスなどで収集できる体温・血圧等の日常のバイタルデータとの連携も進め、希望者に対して個別化された健康アドバイスを行うといった、ヘルスケアサービスとしての展開も予定しているという。

 18日の終値は、前週末比2円安の2949円。

提供:モーニングスター社

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