YACHDが一時急騰、子会社が手がける空気清浄機で新型コロナウイルスの不活化効果を確認

株式

2021/1/19 10:19

 ワイエイシイホールディングス(YACHD)<6298.T>が急騰し、一時70円高の1134円を付ける場面がみられた。19日引け後、同社100%子会社のワイエイシイメカトロニクスが製造・販売を行う空気清浄機「BLUEEZE(ブルーゼ)」で採用する「光触媒とUV照射」技術により、新型コロナウイルスの不活化効果を確認したと発表、材料視された。

 同機に搭載されている「光触媒加工フィルタ」および「UV照射用の高出力紫外線LED」を用いた新型コロナウイルス不活化効果について、奈良県立医科大学に委託し、検証を実施。30秒で新型コロナウイルスを約99.97%減少させた。同大学では、同空気清浄機を使用することにより、フィルタに接触したウイルスを不活化する可能性が考えられるとする。ただ、空間に浮遊するウイルスへの効果、人体への影響については検証を行っていないとしている。

 午前10時17分時点の株価は、前日比14円高の1078円。

提供:モーニングスター社

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