20日の東京株式市場見通し=続伸後はもみ合いか

国内市況

株式

2021/1/20 7:47

 予想レンジ:2万8600円-2万8900円(19日終値2万8633円46銭)

 20日の東京株式は続伸後、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう19日に3日ぶりに大幅反発したことや、現地19日の米国株式が上昇したこともあり、買いが先行しそうだ。ただ、米国株を押し上げたイエレン米次期財務長官の議会証言の概略は、すでに報じられていたことから、日本株にはほぼ織り込み済みとみられ、株価上昇は限られることも想定される。朝方の買いが一巡した後は、戻り待ちの売りに上値が抑えられる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半(19日終値は103円99銭-104円00銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円87-91銭)で推移している。

 19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、アドバンテスト<6857.T>などが、19日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比45円高の2万8715円だった。(高橋克己)

 20日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 12月コンビニ売上高

・16:15 12月訪日外国人数

・日銀金融政策決定会合(21日まで)

・首都圏の主要鉄道会社が終電時刻を繰り上げ

【海外】(時間は日本時間)

・米大統領就任式

・米20年国債入札

・ブラジル中銀政策金利発表

・決算発表=(欧州)ASMLホールディング(米国)モルガン・スタンレー<MS>、P&G<PG>、USバンコープ<USB>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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