日経平均は89円安、構成銘柄では第一三共、ZHD、京王などが値下がり率上位

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株式

2021/1/20 11:04

 20日午前11時時点の日経平均株価は前日比89円48銭安の2万8543円98銭。朝方は、買いが先行した。イエレン次期財務長官が19日の米議会公聴会で追加経済対策について積極姿勢を示し、同日の米国株式が上昇した流れを受け、寄り付き直後に2万8801円19銭(前日比167円73銭高)まで値を上げる場面があった。ただ、イエレン氏の発言内容はきのう事前に伝わり、先行して織り込んでいた面もあり、一巡後は株価指数先物にまとまった売り物が出て下げ転換。利益確定売りが優勢となり、一時2万8481円56銭(同151円90銭安)まで下落した。その後は下げ渋っているが、戻りは限定されている。

 日経平均構成銘柄では、第一三共<4568.T>、ZHD<4689.T>、京王<9008.T>などが値下がり率上位。半面、住友化学<4005.T>、東電力HD<9501.T>、シャープ<6753.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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