21日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か

国内市況

株式

2021/1/21 7:47

 予想レンジ:2万8500円-2万8900円(20日終値2万8523円26銭)

 21日の東京株式は反発後、堅調な展開か。きのう20日の日経平均株価は、下げ渋る格好で底堅く推移していたことや、現地20日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数がそろって史上最高値を更新したこともあり、買い先行スタートとなろう。ただ、買い一巡後は、手がかり材料に乏しいことから、戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ば(20日終値は103円74-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同126円10-14銭)と円高方向に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、武田薬<4502.T>、日電産<6594.T>、パナソニック<6752.T>などが、20日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比210円高の2万8700円だった。(高橋克己)

 21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 12月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約

・14:00 12月スーパー売上高

・日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)

・黒田日銀総裁会見

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米12月建設許可件数、米12月住宅着工件数、米1月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・トルコ中銀金融政策決定会合

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・決算発表=IBM<IBM>、インテル<INTC>、インテュイティブ・サージカル<ISRG>、トラベラーズ<TRV>、ユニオン・パシフィック<UNP>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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