21日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、「リスクオンのドル売り」主導か

為替

2021/1/21 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円20銭-104円00銭

 21日の東京外国為替市場のドル・円は、バイデン米政権発足の祝賀ムードでリスクをとるムードが強まり、ドル売り・円買いに傾くとみられる。

 20日の米国時間では、米国のバイデン新政権への期待感から米株高の展開。為替市場では、リスク回避で買われていたドルが資源国通貨などに流れ、ドル・円はやや軟化した。

 21日東京時間でも、前日の流れを受け継ぎ、ドル・円は1ドル=103円前半を中心にやや下押し圧力が強まりそう。一方、日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田東彦日銀総裁の会見がある。3月に行う見通しの金融政策の点検についてどう言及するか注目したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月貿易統計、12月工作機械受注(確報値)、日銀金融政策決定会合、黒田東彦日銀総裁会見、日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)

米国:12月建設許可件数、12月住宅着工件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数

その他:トルコ中銀金融政策決定会合、ECB(欧州中央銀行)理事会、ラガルドECB総裁会見

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ