日経平均は172円程度高、買い先行スタート後も堅調な動きに=21日寄り付き

 21日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比172円程度高い2万8695円前後で推移する。午前9時8分には、同322円89銭高の2万8846円15銭を付けている。きのう20日に下げ渋る動きとなっていたことや、現地20日の米国株式が続伸し、NYダウとナスダック総合指数が揃って史上最高値を更新したこともあり、買い戻しの動きが先行。その後も、堅調な動きをみせている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比210円高の2万8700円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、アサヒ<2502.T>、キリンHD<2503.T>などの食料品株が上昇。電通グループ<4324.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も高い。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も堅調。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も上げている。

 個別では、アゴーラHG<9704.T>、DmMiX<7354.T>、北興化学<4992.T>、ISID<4812.T>、BML<4694.T>などが上昇。半面、豊和工<6203.T>、石川製<6208.T>、RSTECH<3445.T>、Sansan<4443.T>、古河電池<6937.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=103円台の半ば(20日終値は1ドル=103円74-75銭)、1ユーロ=125円台の半ば(同126円10-14銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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