21日の東京外国為替市場=ドル・円軟化、リスクオンのドル売りが主導

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2021/1/21 15:04

 21日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル売り・円買い優勢の展開となった。

 朝方、1ドル=103円50銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向け103円66銭まで値を伸ばす場面があったが、その後、ユーロ・ドルが上昇すると軟化した。足元はバイデン米新政権による大規模な財政支出、景気浮揚期待を背景に、リスク回避時に買われていたドルが売られやすく、ドルが資源国通貨に対して弱含んでいることもドル売り・円買いにつながっている。

 午後に入り、日銀金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を維持する方針を決めたものの、織り込み済みで為替市場の反応は限定的。15時半からの黒田東彦日銀総裁の会見や欧州時間のECB(欧州中央銀行)理事会を控え次第に様子見ムードが広がっている。

 15時現在、103円36銭となっている。

提供:モーニングスター社

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