三菱ケミHDが続急騰、マルカサイド加工生地の新型コロナウイルに対する不活化効果を確認

株式

2021/1/21 16:26

 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が続急騰し、38円高の707円を付けた。傘下企業の大阪化成(大阪府大阪市)が製造・販売を行う「マルカサイドAV」で抗ウイルス加工を施した生地について、対象布が新型コロナウイルスに対して短時間(1分間または10分間)で不活化効果があることを確認したと発表し、材料視された。

 グループ会社の三菱ケミカル(東京都千代田区)、大阪化成、北里研究所の新型コロナウイルスの不活化評価に関する共同研究によって確認されたもので、引き続き3者間での共同研究を進め、医療機関で使用される防護服や白衣、カーテンなどへの用途展開を図り、医療関係者などの感染防御対策等に役立つよう研究を進めていくとしている。

 21日の終値は、前日比33円高の702円。

提供:モーニングスター社

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