22日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2021/1/22 7:47

 予想レンジ:2万8600円-2万8850円(21日終値2万8756円86銭)

 22日の東京株式は、軟調な展開か。きのう21日の日経平均株価は、大幅反発となったものの、手がかり材料に乏しく利益確定売りに上値を抑えられる格好だった。心理的なフシ目となる2万9000円を視界に捉え、先高期待が高まる一方、週末要因からポジション調整の売りも想定され、売り買いが交錯する場面となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ば(21日終値は103円52-53銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円46-50銭)とやや円安の方向にある。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などが、21日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比65円安の2万8665円だった。(高橋克己)

 22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 12月消費者物価

・14:00 12月粗鋼生産

・14:30 12月全国百貨店売上高

・1月の月例経済報告

【海外】(時間は日本時間)

・18:00 ユーロ圏1月PMI

・23:45 米1月PMI

・決算発表=(アジア)ニュー・オリエンタル・エデュケーション(米国)シュルンベルジェ<SLB>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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