22日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、強弱きっ抗か

為替

2021/1/22 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円10銭-103円90銭

 22日の東京外国為替市場でドル・円は、強弱きっ抗した展開になるとみられる。

 21日の欧米時間では、ECB(欧州中央銀行)理事会で大規模金融緩和の維持が決まったものの、ラガルドECB総裁の会見でコロナ危機対応の資産購入特別枠(PEPP)は満額使い切る必要はないなどと言及したことから、緩和後退との受け止めでユーロ・ドルが上昇。一方、バイデン米大統領が就任2日目で新型コロナウイルスのワクチンの供給加速などを目指す10本の大統領令に署名したことなどを好感し、米株高・米長期金利高が進行。これらの動きを背景に、ドル・円は103円台半ばでの拮抗した展開となった。

 22日東京時間でも、前日の欧米時間の流れを受け継ぎ、103円台半ばからやや前半での小幅なレンジで推移しそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:12月中古住宅販売件数

その他:豪12月小売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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