カプコンが一時急伸、21年3月期業績予想の上方修正と配当予想の増額を材料視

株式

2021/1/22 10:45

 カプコン<9697.T>が急伸し、一時160円高の7030円を付けている。20日引け後、21年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、材料視された。

 21年3月期業績予想で、売上高を850億円から920億円(前期比12.8%増)に、営業利益を255億円から305億円(同33.6%増)に引き上げた。主力事業であるデジタルコンテンツ事業で、近年、積極的に推進してきたデジタル販売の拡大が奏功し、新作タイトル「バイオハザードRE:3」が堅調に推移。前期に発売した「モンスターハンターワールド:アイスボーン」が続伸するなど、採算性の高いリピートタイトルが好調だった。また、3月に発売を予定する大型新作タイトル「モンスターハンターライズ」の受注が、計画を上回る滑り出しとなっているという。

 期末配当予想は、従来の25円から35円(前期実績25円)に増額し、年間配当は中間期の25円(同20円)と合わせ60円(同45円)となる見込み。

 午前10時43分時点の株価は、前日比100円高の6970円。

提供:モーニングスター社

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