三菱重工、米三菱重工業がカナダでセメントプラント向けの二酸化炭素回収・貯留システムで案件形成調査

株式

2021/1/22 16:37

 三菱重工業<7011.T>は22日、同社の北米統括拠点である米国三菱重工業が、カナダのリーハイセメント社および同国の国際CCS学術センターと、セメントプラント向けの二酸化炭素回収・貯留システムについて、案件形成調査を行うことで合意したと発表した。

 今回の調査では、全世界で13基の商用機納入実績がある同社グループの三菱重工エンジニアリングの二酸化炭素回収技術「km CDR Process」を採用し、リーハイセメント社のセメントプラントから年間60万トン規模の二酸化炭素排出削減を目的とした、二酸化炭素回収装置の概念設計、および排ガス前処理や回収二酸化炭素ガス圧縮を含めたシステム全体の構成について検討を行うという。

 22日の終値は、前日比65円安の3126円。

提供:モーニングスター社

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