<特集>脱炭素関連をマーク(3)=化工機―水素製造で発生する二酸化炭素を微細藻類培養に

株式

2021/1/22 18:00

 三菱化工機(化工機)<6331.T>をマークしたい。同社は、石油・石炭ガス・天然ガス・化学装置オフガス・地熱発電排蒸気などに含まれる硫化水素を単体硫黄の形で回収する、各種硫化水素除去装置や、二酸化炭素分離膜を用いた代替天然ガス装置をはじめ、クリーンエネルギーとして注目されている水素製造機器なども手掛けている。幅広く環境関連に関わることから、関連銘柄として存在感を高めそうだ。

 また、微細藻類のバイオマス生産に関わる装置の開発を進めるため、同社の川崎製作所(神奈川県川崎市)構内に、都市型藻類バイオマス生産を想定したガラス管式閉鎖系フォトバイオリアクターを設置し、微細藻類培養の実証試験を開始。同試験では、フォトバイオリアクターに隣接した同社の小型水素製造装置が、都市ガスから水素を製造する際に排出する二酸化炭素を、同リアクターへ直接投入して微細藻類の培養を行う試験を計画。二酸化炭素の利活用による、カーボンリサイクル技術の進展が期待される。

 株価は、14日に昨年来高値となる3840円を付けたあと、利益確定売りや手じまい売りに押され、18日には3255円まで調整する場面が見られた。足元では、出直りの動きがみられるなか、同社のPERは14.4倍程度で、同社が属する機械業種の平均PERの45.3倍と比較し、評価不足の状態にある。

提供:モーニングスター社

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