<米国株情報>J&J、2週間以内にワクチンの緊急使用許可か

株式

2021/1/25 10:34

 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は22日、ニュース専門放送局MSNBCの報道番組で、今後2週間以内にジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が開発中の新型コロナウイルスワクチンがFDA(米食品医薬品局)から緊急使用の承認を受けるとの見通しを示した。

 ファウチ所長は、「J&Jのワクチンは超低温で保管する必要がないうえ、接種は1回で済むという点で、医薬品大手ファイザー<PFE>製やバイオ医薬品大手モデルナ<MRNA>製とは大きく異なる」と評価した。

 J&Jは、FDAからの緊急使用許可が得られれば、4月までに1億本のワクチンを生産し、21年中に全世界向けに10億本を供給する。20年10月にはEU(欧州連合)と最大4億回分のワクチンを供給することで合意している。

 J&Jのワクチンは20年9月から実施した試験で治験者の一人が原因不明の病気を引き起こしたことを受け、一時中断したが、ワクチンとの関連性がないことが確認されたとして再開していた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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