日経平均は156円程度安、売り先行後も軟調な展開に=26日寄り付き

 26日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比156円程度安い2万8665円前後で推移する。寄り付き直後には、同174円12銭安の2万8648円17銭を付けている。きのう25日、取引終了間際に上げ幅を拡大した反動から、売り先行でスタートした。その後も、利益確定売りに押される格好で、軟調な展開が続いている。現地25日の米国株式市場で、NYダウが3日続落した一方、ナスダック総合指数が4日続けて史上最高値を更新するなど、まちまちの動きだった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比45円高の2万8825円だった。

 業種別では、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も安い。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も軟調。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も下げている。

 個別では、ダントーHD<5337.T>、TYK<5363.T>、GMB<7214.T>、エフオン<9514.T>、石塚硝<5204.T>などが下落。半面、ナガワ<9663.T>、JUKI<6440.T>、山洋電気<6516.T>、共立印刷<7838.T>、伯東<7433.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=103円台の後半(25日終値は1ドル=103円70-71銭)、1ユーロ=125円台の後半(同126円30-34銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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