JUKIが続急騰、第4四半期の営業損益に黒字転換を予想

株式

2021/1/26 14:43

 JUKI<6440.T>が続急騰。25日引け後に、20年12月期第4四半期(20年10-12月)の営業損益に黒字転換を見込んだことが材料視された様子。株価は前日比61円高の610円まで値を上げている。

 これまで未定としていた20年12月期の連結業績予想について、売上高700億円(前期比29.4%減)、営業損益44億円の赤字(前期は38億3800万円の黒字)とした。大幅な赤字ではあるが、第4四半期に限ると営業損益は2億4700万円の黒字(前年同期比58.8%減)と、第3四半期(7-9月)の11億7900万円の赤字(前年同期は6億4300万円の黒字)から大きく改善する見通し。新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、中国等を中心に特に5G(第5世代移動通信システム)や自動車関連の設備投資需要の回復が見られる等、経済活動活性化の兆しが表れ、期初に掲げた構造改革をさらに深掘りした固定費削減、収益改善の取り組みも奏功した。

 午後2時34分現在の株価は53円高の602円。

提供:モーニングスター社

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