27日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合いか
予想レンジ:2万8500円-2万8800円(26日終値2万8546円18銭)
27日の東京株式は反発後、もみ合いか。きのう26日の日経平均株価が、大幅に反落した反動から、買い戻しが先行するとみられる。IMF(国際通貨基金)は26日、世界経済見通しを改定。日本の21年の成長率を従来の年2.3%増から同3.1%増に上方修正したことから、景気の持ち直し期待の高まりが相場を支えそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ば(26日終値は103円80-82銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円73-77銭)と小動き。26日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、ファナック<6954.T>などが、26日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比180円高の2万8710円だった。(高橋克己)
27日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・14:00 11月景気動向指数(改定値)
・決算発表=信越化<4063.T>、NRI<4307.T>、サイバー<4751.T>、オムロン<6645.T>、ファナック<6954.T>、ミスミG<9962.T>
【海外】(時間は日本時間)
・22:30 米12月耐久財受注
・パウエルFRB議長会見
・決算発表=アップル<AAPL>、オートマチック・データ・プロセシング<ADP>、ボーイング<BA>、フェイスブック<FB>、コーニング<GLW>、AT&T<T>、TEコネクティビティ<TEL>、ナスダック<NDAQ>
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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