日東電工が急騰、21年3月期の連結業績予想を上方修正し買い人気

株式

2021/1/27 10:21

 日東電工<6988.T>が急騰し、一時610円高の9970円を付けている。26日引け後、21年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、買い人気を集めた。

 21年3月期業績予想で、売上収益を7150億円から7550億円(前期比1.9%増)に、営業利益を750億円から900億円(同29.1%増)に引き上げた。第3四半期(20年4-12月)において、テレワークの拡大などを背景とした需要や、自動車産業における新型コロナウイルスの影響からの回復が想定を上回ったことに加え、足元での状況を織り込んだ。業績予想の前提となる第4四半期(21年1-3月)の為替レートは、1ドル=103.6円を想定している。

 21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算は、売上収益が5662億1000万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は759億200万円(同26.1%増)だった。

 午前10時20分時点の株価は、前日比450円高の9810円

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ