明日の日本株の読み筋=決算にらみ個別株物色強まる、FOMC・FRB議長会見後の米株動向にも注視

国内市況

株式

2021/1/27 17:40

 あす28日の東京株式市場は、20年4-12月期の決算発表が本格化するなか、個別株物色の色彩を一段と強めよう。ただ、業績回復を先取りして高値圏にある銘柄については、決算が材料出尽くしにつながる可能性もあり、銘柄選別が進むとみられる。

 一方、現地27日にFOMC(米連邦公開市場委員会)結果が発表され、その後にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が記者会見に臨むが、これを受けた米国株式動向も注視される。FOMCでは当面緩和を継続する見通しで、「無難に通過するとみられ、方向性を変えるような材料にはならないだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。FRB議長の会見では、発言内容からテーパリング(量的金融緩和の縮小)の開始時期などを探ることになるが、それをにおわすような内容でなければ、影響は限定的とみられる。

 27日の日経平均株価は反発し、2万8635円(前日比89円高)引け。朝方は、買いが先行した。IMF(国際通貨基金)が26日に世界経済見通しを改定し、日本の21年の成長率を上方修正したことで投資家心理が改善した。きのう大幅反落した反動もあり、上げ幅は一時200円を超えた。一巡後は、利益確定売りに押され、下げに転じる場面もあったが、すかさずプラス圏に戻し、大引け近くに向けて持ち直しの流れとなった。一部では、「2万9000円を前に高値もみ合いが続き、いったん調整してもよい頃合いだ」(別の準大手証券)との見方も出ていた。

提供:モーニングスター社

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