四国化成が続急伸、第3四半期の営業利益が増益に転換

株式

2021/1/28 14:45

 四国化成工業<4099.T>が続急伸。27日引け後の決算発表で、21年3月期第3四半期(20年10-12月)の連結営業利益が増益に転じたことが材料視された様子。株価は前日比77円高の1277円まで値を上げている。

 21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)は、売上高360億2400万円(前年同期比5.6%減)、営業利益48億8800万円(同12.2%減)。減収・2ケタ減益ではあるが、第3四半期に限ると、ラジアルタイヤ向け原料の不溶性硫黄が第1四半期(20年4-6月)を底に回復傾向を示す中、「化学品」が営業利益を17億6100万円(同29.3%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は22億7900万円(同14.1%増)と、第2四半期(20年7-9月)の13億4700万円(同26.7%減)から大幅に増加し、増益に転換している。

 午後2時41分現在の株価は41円高の1241円。

提供:モーニングスター社

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