NEC、JAXAの深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」プロジェクトにシステム担当として参画

株式

2021/1/28 16:29

 NEC<6701.T>は28日、JAXA(国立研究開発法人・宇宙航空研究開発機構)が24年度にイプシロンSロケットで打ち上げを予定している深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」のプロジェクトに実証機のシステム担当として参画することを明らかにした。

 同プロジェクトは、航行中に星間ダストや惑星間ダスト(固体微粒子)を捕集しその場での分析やふたご座流星群の母天体である小惑星Phaethonのフライバイ探査などを行うとともに、小型探査機による将来の低コストかつ高頻度で持続的な深宇宙探査を可能とするための技術実証を行う。

 NECはシステム担当として、実証機の全体システム、サブシステムの設計や製造、組み立て、試験を行う。また実証機に搭載する主要機器の開発や供給も行い、特に探査機システムに推力を与える電気推進「イオンエンジン」および電力を供給する薄膜軽量太陽電池パドルも担当する。

 28日の終値は、60円安の5860円。

提供:モーニングスター社

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