日経平均は82円程度安、売り先行後はやや下げ渋る動きに=10日寄り付き
10日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比82円程度安い2万9423円前後で推移する。午前9時6分には、同137円75銭安の2万9368円18銭を付けている。きのう9日にやや上値の重い相場展開だったことや、短期的な過熱感を警戒し、利益確定売りが先行した。その後は、下値を拾う動きが出たもようで、下げ渋る動きにあるようだ。現地9日の米国株式市場は、NYダウが7日ぶりに小反落した一方、ナスダック総合指数は4日続けて史上最高値を更新している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比90円安の2万9410円だった。
業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株が下落。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、大林組<1802.T>、清水建設<1803.T>などの建設株も安い。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、キリンHD<2503.T>、JT<2914.T>などの食料品株も軟調。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も下げている。
個別では、三井海洋<6269.T>、フロンティM<7038.T>、ネットマーケ<6175.T>、ファルコHD<4671.T>、富士石油<5017.T>などが下落。半面、シミックHD<2309.T>、住友ゴム<5110.T>、住友大阪<5232.T>、武蔵精密<7220.T>、KYB<7242.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=104円台の半ば(9日終値は1ドル=104円77-78銭)、1ユーロ=126円台の半ば(同126円56-60銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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