東芝、グループの東芝デバイス&ストレージがヘリウム充填HDD「MG09シリーズ」を開発

株式

2021/2/19 16:33

 東芝<6502.T>は18日、グループの東芝デバイス&ストレージが、サーバーやストレージシステム、データセンターなどで使用される大容量の3.5型ニアラインHDDとして、同社で初めてのFC-MAMR(磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録方式)を採用し、CMR(従来型磁気記録)方式で業界最大容量18TBを達成した、ヘリウム充填HDD「MG09シリーズ」を開発したと発表した。

 「MG09シリーズ」は、MAMR(マイクロ波アシスト磁気記録)の書き込み磁極からの磁束制御によるアシスト効果などを用いて、記録密度を高めた。これらの技術により、記憶容量は、同社前世代品の16TBに比べ12.5%増となる18TBの大容量化を実現し、容量あたりの消費電力を約10%低減したという。サンプル出荷は3月末から順次開始するとしている。

 19日の終値は、前日比80円安の3540円。

提供:モーニングスター社

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