<相場の読み筋>2月22日
2021/2/22 7:25
前週末19日の米国株式は、NYダウが前日比0.98ドル高の3万1494.32ドルと小反発、ナスダック総合指数が同9.107ポイント高の1万3874.463ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6576万株、ナスダック市場が66億8388万株だった。イエレン米財務長官は現地18日、米CNBCテレビのインタビューで、経済の回復には追加の経済対策が必要と強調。米1月中古住宅販売が、季節調整済みの年率換算で669万戸と、市場予想平均の661万戸を上回ったこともあり、NYダウは一時、150ドルを超える場面もみられた。ただ、週末要因などから、取引終了にかけて、上げ幅を縮小した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やインテル<INTC>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>などが堅調で、同指数の上昇を支えた。
22日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。前週末19日の日経平均株価は、一時、心理的なフシ目の3万円を割り込んだものの、終値では3万円を維持し、下げ渋る動きをみせていた。現地19日の欧米株式が反発した動きもあり、朝方は買いが先行するとみられる。ただ、買い一巡後は、買い手掛かりに乏しいなか、戻り待ちの売りも控えているとみられ、もみ合い商状となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(前週末19日終値は105円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同127円86-90銭)とやや円高方向にある。前週末19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、ソニー<6758.T>、日産自<7201.T>などが、同19日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比160円高の3万200円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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