<相場の読み筋>2月24日
2021/2/24 7:43
23日の米国株式は、NYダウが前日比15.66ドル高の3万1537.35ドルと3日続伸、ナスダック総合指数は同67.850ポイント安の1万3465.198ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億6312万株、ナスダック市場が73億3876万株だった。朝方は利益確定売りが先行したものの、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は同日の議会証言で、金融緩和策を当面は継続する考えを改めて示した。追加の経済対策や新型コロナワクチン普及の期待感も支えとなり、NYダウは小幅ながら上昇に転じた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、マイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、テスラ<TSLA>などが下落し、同指数の重しとなった。
24日の東京株式は反落後、もみ合いか。22日の日経平均株価は4日ぶりに反発したものの、戻り待ちの売りに押され上値の重い展開だった。手がかり材料に乏しいなか、売り先行のスタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の前半(22日終値は105円81-82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円13-17銭)と円高方向にあることも、重しとして意識されそう。ただ、下値では押し目を拾う動きも見込まれ、下げ渋る動きをみせる場面もありそう。23日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、三菱UFJ<8306.T>、三住トラスト<8309.T>、JAL<9201.T>などが、22日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比175円安の2万9995円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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