26日の東京外国為替市場見通し=米長期金利上昇を背景に、ドル・円上値試す展開か

為替

2021/2/26 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円00銭-107円20銭

 26日の東京外国為替市場でドル・円は、時間外取引の米長期金利をにらみながら、上値を試す展開になるとみられる。

 25日の米国時間では、米7年債入札が不調に終わり、米長期金利が一時20年2月以来の1.6%台まで上昇し、為替市場はドル買い・円売り優勢となった。

 26日東京時間でも、米長期金利の上昇基調が続きそうで、再び1.6%台にまで急伸すればドル・円も一気に107円台乗せとなる可能性がある。ただ、急激な米長期金利上昇への警戒感から25日の米株式市場が大幅安となった経緯もあり、26日の日経平均株価が大幅調整する可能性もある。リスクオフの円買いに振れることも想定しておきたい。

<主な経済指標・イベント>

国内:1月商業動態統計、1月鉱工業生産、1月住宅着工、2年国債入札

米国:1月中古住宅販売仮契約、1月個人所得・個人支出

その他:インド10-12月期GDP(国内総生産)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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